タイム&ウィンズ フレデリック・フェネルの吹奏楽小史

1985

出版年:

出版社:

佼成出版社

著者:

Frederick Fennell 隈部まち子(訳) 秋山紀夫(監修)

フレデリック・フェネル自らが記した吹奏楽史概略。ただ出版から30数年経ち、内容が少々古くなっている。フェネル自身が吹奏楽の名作たちに対してどのような考えを持っていたのかを知るには良い。

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栄光のギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団

1988

出版年:

出版社:

音楽之友社

著者:

赤松文冶

著者は戦前から日本の吹奏楽に貢献し、海外のバンド事情(特にフランス)についてはその当時の第一人者だった。自費出版という形で出版されたものだが、日本にも昔からファンの多いギャルドについてとても詳しく読める。

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ブラスバンドの社会史 軍楽隊から歌伴へ

2001

出版年:

出版社:

青弓社

著者:

阿部勘一/細川周平/塚原康子/東谷 護/高澤智昌

吹奏楽を音楽の一形態としてのみではなく、社会史的見地からみた論考集。吹奏楽というものについて、学校などでの活動よりほかにイメージできない人も多いと思うが、このような形で吹奏楽を論じた文献は稀な試み。過去研究や参考文献などの面でも有意義な内容。管理人が吹奏楽の研究を始めるきっかけになった一冊。

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東京佼成ウインドオーケストラの40年

2000

出版年:

出版社:

佼成出版社

著者:

佼成出版社 音楽出版室(編)

東京佼成ウインドオーケストラの発足から2000年に至るまでの歴史をまとめた記念誌。成り立ちや関わりの深かった指揮者、これまでにリリースしたディスクリストなど、マニアにはたまらない一冊。

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軍楽隊よもやま物語:第二十八軍軍楽隊ビルマ戦記

1995

出版年:

出版社:

光人社

著者:

斉藤新二

陸軍軍楽隊に所属していた著者による、第2次世界対戦当時の軍楽隊員としての回想録。当時の空気感などを知るためなら読んでみてもいいが、当時の楽器の訓練法が文字通り軍隊式の、今では全く通用しないものだということについては特筆しておきたい。

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全日本吹奏楽連盟 70年史

2008

出版年:

出版社:

全日本吹奏楽連盟

著者:

全日本吹奏楽連盟

吹奏楽連盟が10年ごとに発行している記念史。これまでの全国大会、アンサンブル全国大会、ソロコン記録など網羅されている。よほどのマニアか、大学の論文で取り上げるような人でなければ読む必要はない。

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行進曲『軍艦』百年の航跡

2000

出版年:

出版社:

大林書店

著者:

谷村政次郎

「軍艦行進曲」などとして海上自衛隊の演奏などで知られる名作マーチの成り立ちなどを研究した文献。

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日比谷公園音楽堂のプログラム 日本吹奏楽史に輝く軍楽隊の記録

2010

出版年:

出版社:

つくばね舎

著者:

谷村政次郎

日比谷公園音楽堂では、明治38年から昭和18年まで陸・海軍楽隊や外国軍楽隊によって市民向けの演奏会が行われていた。そのプログラムをつぶさに調べた資料集(ちなみに、超大型本)曲目を通して、当時どんな作品が人気だったのか、時代の変遷に伴ってどのように変わっていったのか、などを垣間見ることができる。

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十九世紀の日本における西洋音楽の受容

1995

出版年:

出版社:

多賀出版

著者:

塚原康子

19世紀日本の西洋音楽受容史について研究した著者の論考をまとめた論文集。音大生など、吹奏楽の歴史に興味を持ってレポートなどを書こうとしている人なら、一度は手にとってみてもいいかも。ほぼ古書扱いなので図書館などで探すのがベター。

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日本の吹奏楽史: 1869‐2000

2013

出版年:

出版社:

青弓社

著者:

戸ノ下 達也

大学で日本吹奏楽史を半年講義するなら、本書は教科書として最適。日本に吹奏楽が輸入されてから2000年に至るまでの歴史を複数の流れから追う。範囲内のことならばたいていの疑問に対する回答を得られるはず。主な書き手は編著者のほかに三枝まり、都賀城太郎、寺田卓矢、上田誠二、岩野裕一、長木誠司、中橋愛生、福田滋など(敬称略)。入門編ということになってはいるが、大学生未満には少々よみにくいかもしれない。

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一音入魂!全日本吹奏楽コンクール名曲・名演50

2007

出版年:

出版社:

河出書房新社

著者:

富樫鉄火 石元和富 播堂力也 (共著

全日本吹奏楽コンクールで過去演奏された作品の中から、名曲、名演とされるものをセレクトして解説した読み物。過去を懐かしむマニアやライト層にすこぶる受けがよく、Part2も出版された。どんな曲が吹奏楽愛好家の中で名曲とされてきたのかを知るには興味深い本。作品解説本としては音楽面の分析がやや物足りないか。

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ウインド・アンサンブル作品ガイド 古典から現代まで 作品リストと解説

2013

出版年:

出版社:

日本楽譜出版社

著者:

編著:箕輪 響

ルネサンスから20世紀に渡って、吹奏楽で扱われる楽器を用いた作品を歴史の文脈で解説する前半と、管楽器作品リストの後半とで構成される。ソロ楽器別の独奏曲リストも。前半で取り上げている作品は、いわゆるクラシックの著名な作曲家の吹奏楽作品だが、機会音楽が多く、現在必ずしも重要な作品とはみなされないことに注意するべきだろう。21世紀にまでは踏み込んでいないが、名曲を知る上では有益な部分もある一冊。

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五線譜に書いた夢――日本近代音楽の150年

2013

出版年:

出版社:

明治学院大学

著者:

明治学院大学 樋口隆一 朴淑姫 岡部真一郎 天沢退二郎 倉田喜弘 塚原康子 森本美恵子 末永理恵子

東京オペラシティ・アートギャラリーで2013年に開催された同名の展覧会の目録として出版された。戦前からの貴重なコレクションが見られる素晴らしいエキシビジョンで、特になかなか実物で残っていない演奏会ポスターや、戦中の物資統制の頃の音楽事情をしめす展示物などが大変興味深かった。この図録はその内容を網羅したもの。

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カラー図解 楽器から見る吹奏楽の世界

2009.1

出版年:

出版社:

河出書房出版

著者:

佐伯茂樹

タイトルや表紙からして、初心者向けの図の多い解説書のように思えるが、その内容は想像とだいぶ異なる。もちろん写真をふんだんに使い、内容も読みやすく書かれているが、各楽器の今と昔を比較したり、メカニックの進化を細かく解説したりというひと味違う楽器紹介にはじまり、年代別の吹奏楽編成の歴史に、日本でなじみの薄いブラスバンドやドラム&ビューグル・コーの楽器の詳細など、さすが佐伯茂樹氏といいたくなる内容。

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日本の作曲家と吹奏楽の世界

2012

出版年:

出版社:

ヤマハミュージックメディア

著者:

福田 滋

山田耕筰から中橋愛生まで、日本人で吹奏楽の作品を書いている作曲家を総勢69人分もまとめたもの。本人への取材など、その中身は他ではなかなか読めないものが多い。ただし、吹奏楽作品をすこしでも残していれば取り上げているので、平尾貴四男や松平頼暁なども含まれている点は注意が必要か。ともあれ、本人発言なども盛りだくさんの貴重な資料であることにかわりはない。やや厚いが読みやすいので、高校生以下でも邦人作品に興味の向いた人にはおすすめ。

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200CD 吹奏楽名曲・名演

1999

出版年:

出版社:

立風書房

著者:

磯田健一郎(編)

世の中にどんな吹奏楽作品があるのか、年代別、作曲家別にひたすら紹介する。第1章「音楽史的に聴く吹奏楽」はヘンデルからコープランドまで、第2章「戦後アメリカの吹奏楽作品」はリードにはじまりジョン・アダムズまで。第3章は戦後ヨーロッパでグレインジャーからマイケル・ナイマンまで、第4章は邦人作品で、兼田敏から岩井直溥まで。ほか、楽団別紹介やコラムなども。1999年出版とやや古いが、なにかのきっかけで気になった作曲家には他にどんな作品があるのか、と世界を広げてくれること間違いなし。

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発表会文化論

2015

出版年:

出版社:

青弓社

著者:

宮入恭平(編)

ピアノにバレエ、合唱に吹奏楽、はたまたダンスやライブハウスまで、ありとあらゆる場所で行われる「おけいこごと」「発表会」といったアマチュアの音楽活動を論じる論考集。専門的な内容だが、自分たちの日々打ち込んでいる音楽活動を客観的に考えるためには、これ以上ないくらいの文献だ。特に活動の中でなにか悩みがある人にとっては、結構な劇薬として作用するかも。

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